山形大学
有機エレクトロニクスイノベーションセンター
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有機EL討論会例会にて硯里教授が業績賞を受賞しました
有機エレクトロニクスイノベーションセンターの硯里善幸教授が「有機EL討論会 第17回 業績賞」を受賞され、6月13日、14日に開催された有機EL討論会第38回例会において表彰されました。
受賞された業績題目は「世界最高性能の塗布型バリア膜の開発」。溶液プロセスにて前駆体をコートし紫外光の一種であるVUV光を照射することで、緻密な無機膜を形成し高い水蒸気バリア性能(世界最高性能)を達成しました。これは有機ELだけなく、フレキシブルデバイス(次世代太陽電池、センサー、バッテリー等)や包装分野への活用が期待されます。
【硯里教授からのコメント】
この度は、名誉な賞を頂き大変光栄です。本研究は緻密な無機薄膜を、溶液プロセス(印刷・塗工)と「光」を利用して作製するという新しい発想に基づいた研究です。この成果は、本研究に携わった研究者だけなく、多くの人に支えられ得られました。これまでご指導頂いた先生方、スタッフ、学生の皆様、関係機関の皆様に深く感謝申し上げます。そして日頃から多くを支えてくれる妻と息子達に感謝の意を示したいと思います。この研究が社会で役立つよう、より一層の研鑽と研究に励みますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
なお本記事は、山形大学工学部HPにも掲載されております。
https://www.yz.yamagata-u.ac.jp/news/letter/news-20240621-01/
皆様に重ねて感謝申し上げます! 硯里善幸